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【カンボジア】パスツール研、新型肺炎対策で政府と協力[医薬](2020/03/02)

カンボジアの首都プノンペンにあるフランス系のパスツール研究所(IPC)は2月26日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染抑制に向け、保健省との協力関係を強化すると確約した。

クメール・タイムズ(電子版)によると、IPCは新型肺炎の感染を検査できる態勢を構築。1月27日には中国・湖北省武漢からの旅行者に関して、国内初となる感染を確認した。

IPCは今後、保健省やカンボジア疾病対策センター(CDC)と密接に協力し、CDCが特定した感染の疑いがある人の検査を適切に実施する方針。検査能力の向上と複数の検査方法の有効性確認などを進めていきたいとしている。

IPCは、2月13日に南部シアヌークビルに寄港したクルーズ船「ウエステルダム」の乗客乗員(約2,300人)の一部の検査も実施。これまでウエステルダムの乗員乗客を含めて1,677人の検査を実施したが、全てが陰性だったと発表した。

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