【ベトナム】双日、越のアグリテック新興企業に出資[IT](2020/03/02)

双日は2月27日、ベトナムで農業プラットフォームを展開するアグリテック(農業とITの融合)の新興企業「ライナン ・ホールディングス社」に出資したと発表した。双日が、ライナン社の第三者割当増資を引き受けた。出資比率は5%で、出資額は非公開。

ライナン社は2017年の設立。南部メコンデルタ地域のチャビン省に所在する。農業分野のモノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)を活用したソフトウエア開発からデバイス製造までを手掛け、スマートフォンアプリを通じた農資材調達や栽培管理、水管理などのシステムや、温室効果ガス排出の削減につながる農業指導などを提供している。ベトナムの農業・地方開発省と稲作のスマート農業化を推進するほか、幅広い分野で水質管理システムが採用されている。

双日の広報担当者によれば、今回の出資はデバイス製造の工場ライン増強に充てられる。稲作関連や水質管理など複数のプロジェクトが実証から導入段階へ移行することから増産が必要になった。双日が持つベトナム国内外のネットワークも提供し、販路の拡大などを支援する。また、事業成長に伴って出資比率の引き上げも検討するとした。

双日は、連結子会社のジャパン・ベトナム肥料会社を通じて20年以上にわたり同国の農業に携わってきた。18年には地場食品大手のPANグループに10%出資するなど、農業分野における事業開発も進めている。

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