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【フィリピン】バタンガスで港湾施設起工、10億ペソ投資[運輸](2020/02/03)

フィリピンのバタンガス州レメリで、総工費10億ペソ(約21億円)の港湾・工業団地複合施設が起工した。ルソン島南部の主要玄関口として、2021年3月までに操業を開始する見通し。スターなどが31日伝えた。

敷地面積は6ヘクタールで、輸出入品の流通に必要な産業港と倉庫を設ける。長さ160メートルの埠頭(ふとう)を備えた水深30メートルの深海港も開発し、パナマックス船(パナマ運河を通航できる最大船型)の入港が可能となる。

シニシアン・レメリ・バンタンガス港湾・工業団地会社(SLBPIP)のフェルディナンド・コー社長は新施設について、地域で港湾の混雑の度合いが増していることに対応するとともに、ドゥテルテ政権が掲げるインフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」の要件を満たすことが期待されると話した。

新港は、ルソン島南部、マニラ首都圏、さらには近隣諸島への流通を担う。ルソン島南部の戦略拠点になることを目指す。

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