【インドネシア】ガルーダ整備子会社、豪に海外初の拠点[運輸](2020/02/04)
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インドネシアの国営ガルーダ・インドネシア航空の航空整備子会社ガルーダ・メンテナンス・ファシリティ(GMF)エアロ・アジアは1日、オーストラリア南東部メルボルンに海外初の拠点を同日設置したと発表した。
GMFがメルボルンで初めて整備を手掛けた航空機は、ガルーダ航空の旅客機エアバス「A330」。メルボルンからバリ島デンパサールを経由してジャカルタに向かうGA719便だった。「A330」に続き、「A330ネオ」と「ボーイング777」の整備許可も近い将来取得する。
GMFのワヤン取締役(事業・オペレーション担当)はメルボルンを海外初の拠点に選んだ理由について、「メルボルンはインドネシアとオーストラリア各地やその他の国を結ぶ重要なハブ地域である」と述べ、国際的な市場シェアの拡大を狙う方針を示した。
3日付レプブリカが伝えたところによると、GMFはオーストラリアで今年、シドニーやパースでも整備事業を拡大する。今年は設備投資に5,000万米ドル(約54億円)を投じ、前年比1割増の利益を狙うとしている。