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【タイ】12月のMPI4.4%減、設備稼働率は64%[経済](2020/01/31)

タイ工業省工業経済事務局(OIE)がこのほど発表した2019年12月の製造業指数によると、付加価値ベースの鉱工業生産指数(MPI、季節調整なし、速報値、2016年=100)は、前年同月比4.35%減の99.02だった。8カ月連続で下落した。

MPIは20業種(その他を除く)中14業種が下落した。MPI全体への寄与率が高い上位5業種の上昇率は、◇「食品」が6.84%減◇「車両・トレーラー」が18.96%減◇「コークス・精製石油製品」が3.93%減◇「コンピューター・電子製品」が5.68%増◇「ゴム・プラスチック製品」が2.37%減――だった。上位5業種以外で最も下落したのが「衣服」で11.38%減、一方最も上昇したのが「機械・機器」で18.62%増だった。

12月の設備稼働率(季節調整なし)は63.96%。前月比では0.68ポイント上昇し、2カ月連続で伸長。一方、前年同月比では3.60ポイント下落し、8カ月連続で前年割れとなった。

20業種のうち、寄与率が高い5業種では、◇「食品」が前年同月比で4.81ポイント減の58.97%◇「車両・トレーラー」が同15.20ポイント減の65.64%◇「コークス・精製石油製品」が2.75ポイント下落の85.13%◇「コンピューター・電子製品」が0.27ポイント減の77.01%◇「ゴム・プラスチック製品」が1.31ポイント増の51.39%――だった。

※関連記事:2019年12月のタイの設備稼働率(表)

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