【ミャンマー】中国批判のソロス氏の息子が来訪、臆測呼ぶ[経済](2020/01/14)

米国の著名投資家ジョージ・ソロス氏の息子のアレクサンダー・ソロス氏が先週、ミャンマーの首都ネピドーを訪問した。ミャンマーには中国の習近平国家主席が17日から来訪する予定で、中国批判で知られるジョージ・ソロス氏の息子によるこの時期の訪問は、臆測を呼んでいる。イレブン電子版が12日伝えた。

アレクサンダー氏の来訪の正確な目的は不明だが、同氏は自身のSNS上でミョー・テイン・ジー教育相と面会したと明らかにしている。

ジョージ氏は2019年1月、世界経済フォーラム(WEF、本部・ジュネーブ)の年次総会(ダボス会議)で、習主席を「開かれた社会にとっての敵」と批判した。一方で、同氏が率いる「オープン・ソサエティ財団」(OSF)は、ミャンマー国内で支援する100余りの団体を通じて政治に介入していると疑惑を持たれている。特に西部ラカイン州では、中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」に基づくプロジェクト推進を妨害しているとされる。

16年に流出した情報によれば、OSFはミャンマー国内のメディア、活動家グループなど約50団体に各5万~30万米ドル(約550万~3,300万円)を渡したとされる。支援先の多くは、イスラム協力機構(OIC)と関係があるという。西アフリカのガンビアは19年、ミャンマーがイスラム教徒少数民族ロヒンギャを迫害したとして、OICを代表して国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)に提訴した。

テイン・セイン前政権下で大統領府相を務めたソー・テイン氏は、著書の中で、ジョージ氏が豊富な資金をちらつかせて政権に接近してきたと回顧している。

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