【タイ】レジ袋の配布中止、8割超が賛成=調査[経済](2020/01/13)
タイの国家開発管理研究所(NIDA)が10日発表した、大手小売店による使い捨てのプラスチック製レジ袋の配布を中止に関する調査結果によると、賛成する人の割合が8割を超えた。またおよそ8割の人が自分自身でバッグを用意したと回答。今月1日に開始されたレジ袋配布中止は広く支持を集めたもようだ。
1月7、8両日に全国の15歳以上の男女1,262人に電話調査を行った。レジ袋の配布中止について、「強く賛成」と回答した人は57.69%、「やや賛成」が23.21%となり、賛成派は8割を超えた。一方、「やや反対」は9.75%、「強く反対」は8.72%、「回答なし」が0.63%だった。
レジ袋の配布中止への対応(複数回答可)としては、「自分の袋を持参する」が79.32%、「手で持ち帰る」が18.38%、「買い物に行く頻度を減らす」が11.25%、「プラスチック製の袋やその他の容器を購入する」が4.83%、「店から布製の袋などを借りる」が2.77%、「店で提供される再利用のプラスチック製の袋を使う」が1.82%、「レジ袋が提供される店で買い物する」が0.71%などとなった。
また百貨店やコンビニエンスストアなどが使い捨てのプラスチック製レジ袋に代わる袋を提供することについて、「強く賛成」が22.11%、「賛成」が64.58%、「やや反対」が4.44%、「強く反対」が8.24%などとなった。