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【台湾】19年の訪台旅行者、7%増の1184万人に[観光](2020/01/07)

台湾交通部(交通省)観光局は6日、2019年に台湾を訪れた旅行者数が1,184万人になったと発表した。18年(1,106万6,707人)から約7%増えた計算で、年間の過去最多を更新した。このうち日韓からの伸び幅が目立った。経済日報が伝えた。

中国からの旅行者数は前年比0.5%増の271万人。中国政府が昨年8月から訪台する個人旅行者に必要な通行証の発給を停止したことに加え、中国の地方都市が団体ツアーの枠を絞っていることも影響したが、昨年前半に伸びた“貯金”が効いた形だ。

中国人客を除く旅行者数は9%増の約914万人。このうち日韓からはそれぞれ1~2割増えた。日本からは1~11月に前年同期比9.8%増の194万2,602人。昨年12月9日には日本人客が過去初めて年間200万人を突破していた。19年第4四半期(10~12月)には政府補助金の支給対象となる日韓と花蓮をそれぞれ結ぶチャーター便を38便運航した。

「新南向政策」(東南アジアやインドなどとの関係を重視する政策)の対象18カ国からは約6%増加した。

観光局の周永暉局長は、訪台旅行者数の20年の目標値を1,200万人以上に設定した。

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