【香港】春節の中国本土団体客、業界は9割下落予測[観光](2020/01/10)

香港の観光業界団体、香港旅遊業議会(TIC)の黄進達(ジェーソン・ウォン)会長はこのほど、春節(旧正月、1月25日)に伴う大型連休に中国本土から香港を訪れる団体客が、前年比で9割減少するとの見通しを示した。書き入れ時の大型連休に集客できなければ、旅行や小売り業界への打撃はさらに強まりそうだ。9日付香港経済日報などが伝えた。

黄会長によると、春節連休期間のホテル宿泊料金は前年比で3割下落し、客室稼働率は5割かそれ以下に落ち込む見通し。2019年の春節に伴う大型連休時の客室稼働率は、香港と本土を結ぶ高速鉄道「広深港高鉄」と海上橋「港珠澳大橋」の開通効果で8~9割に上っていた。

今後については、「香港への旅行意欲の回復には、少なくとも半年を要する」と指摘。香港政府に観光業界へのさらなる支援策を講じるよう求めた。

小売業界でも危機感が強まっている。業界団体、香港小売管理協会(HKRMA)の謝邱安儀(アニー・ヤウ・ツェ)会長は「昨年10~11月に小売企業170社超に実施した調査では、4割余りが店舗の閉鎖を検討していることが分かった。業界の低迷がこれ以上続けば、向こう半年で5,000人規模のリストラ実施もあり得る」と話した。

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