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【カンボジア】古着ドンドンダウン、12店舗目を出店[繊維](2020/01/06)

ドンドンダウンの12店舗目がオープンした=プノンペン郊外(ドンドンアップ提供)

ドンドンダウンの12店舗目がオープンした=プノンペン郊外(ドンドンアップ提供)

リサイクル古着店「ドンドンダウン オン ウェンズデイ」を展開するドンドンアップ(岩手県盛岡市)は2019年12月28日、カンボジアの首都プノンペン郊外で同国のフランチャイズ(FC)12店舗目を開店した。特定地域に集中展開して経営効率とブランド認知を高める「ドミナント化」を図り、向こう数年でプノンペン20店、地方40店の60店体制を築く方針だ。

プノンペン近郊の南部カンダル州タクマオに出店した。店舗面積は280平方メートル。メンズ、レディース、キッズ向けの衣服、靴、かばん、アクセサリーなど3,500点を取り扱う。販売価格は0.5~30米ドル(約55~3,300円)。古着は10ランクの「野菜・果物タグ」で管理し、毎週水曜日に野菜・果物の値段表を差し替え、売れるまで値段を下げ続けるシステムを採用している。

同社は日本の店舗で売れ残った古着をカンボジアに輸出して販売。14年からプノンペンで出店を加速しており、19年8月には北西部シエムレアプ州にも進出した。今後、人口が多い北西部バッタンバン州など、地方での出店加速も計画している。

同社の広報担当者によると、年約7%の経済成長が続くカンボジアでは、人々の購買意欲が高まっており、嗜好(しこう)も多様化している。日本ブランドの衣服は高品質で人気があり、手頃な価格で購入できる古着店が注目されているという。

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