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【インド】オートエキスポ、来年は中国勢が存在感[車両](2019/12/23)

「オート・エキスポ2020」について話すSIAMのワデラ会長=20日、インド・首都ニューデリー(NNA撮影)

「オート・エキスポ2020」について話すSIAMのワデラ会長=20日、インド・首都ニューデリー(NNA撮影)

インドで来年2月に開催される自動車見本市「オート・エキスポ2020」では、中国勢が存在感を示しそうだ。インド自動車工業会(SIAM)のスガト・セン副事務局長がNNAに対し明らかにした。

セン氏は企業名などは開示しなかったものの、「今回は多くの中国企業が参加する」と話した。SIAMはこれまでに、中国の海馬汽車集団(海馬汽車)傘下で、第一汽車集団との合弁自動車メーカーである一汽海馬汽車と、長城汽車の現地法人ハーバル・モーター・インディアが、今回初めて製品を展示すると明かしている。

参加企業には、新規参加企業や前回参加していなかった既存企業に加え、新興企業も多いという。

来年のオート・エキスポでは、環境に優しい車社会の実現を目指す「クリーン&グリーン・モビリティー」をコンセプトに、来年4月に導入される新排ガス規制「バーラト・ステージ6(BS6)」の適合車が集結。4月の期限前に自動車業界がBS6へと移行する準備が整っていることを示す見本市となりそうだ。

SIAMのラジャン・ワデラ会長は、「自動車業界は国の方針に沿って全力を尽くしている。この見本市では未来のトレンドと実用性を前面に押し出し、電気自動車(EV)と技術の深化、安全性能に焦点を当てる」と話した。

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