【台湾】ロイホが青森食材の新メニュー、知事もPR[サービス](2019/12/16)
台湾電機大手、東元電機(TECO)傘下の楽雅楽食品が台湾で運営するファミリーレストラン「ロイヤルホスト」は13日、台北市の南港店で青森県の食材を使った新メニューの発表会を開催した。青森県の三村申吾知事が出席し、同メニューと合わせて県産食材をアピールした。
コラボメニューは主食4品、デザート2品、ドリンク2品の計8品。青森県産のホタテや南部せんべいを使った「味噌カレーミルクチキン鍋」、青森県産のリンゴと黒糖タピオカを合わせた「キャラメルリンゴタピオカパンケーキ」などをそろえた。今月12日から来年2月9日まで、域内全12店で提供する。
三村知事は「アメージング青森」をテーマに、ユーモアを交えながら青森の観光や物産の魅力を紹介。台湾航空大手、長栄航空(エバー航空)の定期便の運航が始まったことにも触れ、輸出拡大や観光客の誘致をはじめとする台湾との関係強化に期待感を示した。
東元電機との事業では、東元電機が合弁展開するファストフードチェーン「モスバーガー(中国語名:摩斯漢堡)」とも「コラボしたい」と意気込んだ。
東元電機の黄茂雄会長は、食品見本市の出展などで青森県と引き続き協力していきたいと語った。
■定期便を週4便に
青森県はこのほど、エバー航空が来年の夏季ダイヤ(20年3月29日~10月24日)で、台湾桃園国際空港―青森空港の定期便を週4往復運航する予定だと明らかにした。
エバー航空は今年7月に台北―青森の定期便を就航。過去にチャーター便を運航しており、反応が良好だったことから定期便に切り替えた。19年の夏季ダイヤは週2往復で、19年の冬季ダイヤ(19年10月27日~20年3月28日)は週5往復を運航する。