【インドネシア】共同印刷の新工場完成、来年は3割増収目標[製造](2019/12/11)
総合印刷会社の共同印刷(東京都文京区)は10日、インドネシア西ジャワ州で、化粧品・医薬品などの容器となるラミネートチューブの生産工場が同日完成したと発表した。2020年1月に稼働する。来年はインドネシアでの売上高を前年比3割増に増やす目標だ。
新工場はカラワン県のカラワン工業団地(KIIC)内に設置。敷地面積が2,438平方メートル、延べ床面積が2,963平方メートル。約3億8,000万円を投じた。日本と同水準の品質管理や空気清浄度を実現する。現地子会社のアリス・グラフィック・プリマが操業する。今後2期工事の実施を予定している。
日系や欧州系、地場の化粧品・医薬品メーカー、食品メーカーなどからの需要を見込む。
東ジャワ州スラバヤの工場では歯磨き粉用のラミネートチューブを生産している。
共同印刷は日本とベトナムでもラミネートチューブを製造している。カラワンの新工場稼働によって、東アジアや東南アジアでの販売拡大を目指す。