【シンガポール】新興テック企業、野村HDなどから21億円調達[金融](2019/11/27)

金融機関向けのリスク管理業務システムなどを手掛けるシンガポールの新興企業トゥキタキ(Tookitaki)は、シリーズAと呼ばれる初期段階の投資ラウンドで、野村ホールディングスのベンチャーキャピタル(VC)などから1,920万米ドル(約20億9,200万円)を調達した。資金は米国や欧州市場への進出に振り向ける。

トゥキタキは金融機関向けに、人工知能(AI)を活用した2種類のソフトウエアを提供している。銀行向けが、不自然な取引を監視・検知し、法令を順守するための「マネーロンダリング(資金洗浄)防止ソリューション」、金融・会計機関向けが、取引の複雑化とデータの増大により実行コストが拡大している「リコンシリエーション(データの検証・突き合わせ)処理ソリューション」だ。

シリーズAの投資ラウンドは、フィンテック(ITを活用した金融サービス)を中心に投資するイスラエル系のVC、ビオラ・フィンテックが中心となり、中国のSIGアジア、野村HD傘下の野村インキュベーション投資事業有限責任組合などが参画した。

トゥキタキが25日に発表した声明によると、同社の売上高は過去2年余りで、4倍以上に拡大した。新たに調達した資金は、既存オフィスがあるシンガポール、インド、米国での人員拡充、製品開発のほか、新規市場の開拓に投じる。

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