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【中国】北京のPM2.5濃度、1~10月は16.3%低下[社会](2019/11/27)

北京市生態環境局によると、同市における今年1~10月のPM2.5(微小粒子状物質)の平均濃度は1立方メートル当たり41マイクログラムで、前年同期に比べ16.3%低下した。大気の状況が「優良」だった日数は190日で、全体の62.5%だった。また、「重度の汚染」だった日数は3日で、前年同期に比べ6日減った。

10月単月ではPM2.5の平均濃度は同40マイクログラムで、前年同月(44マイクログラム)に比べ9.1%低下した。

北京市では1~10月に旧排ガス規制「国3」基準しか満たしていないディーゼルトラック3万8,500台が廃車となった一方、電気自動車(EV)が新たに6万1,800台普及した。

同局は、既に秋シーズンに入り大気汚染物質の排出量の増加が見込まれ、気象条件も不利に働くと指摘。さらなる大気汚染防止に努める方針を示した。

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