【台湾】網家の「双十一」販売、今年は151億元[商業](2019/11/19)

台湾電子商取引(EC)大手の網路家庭国際資訊(PCホームオンライン、網家)はこのほど、毎年11月11日に行われるインターネット通販の一大販促イベント「双十一」での売上高がグループ全体で151億台湾元(約538億円)を突破したと明らかにした。運営する10のECサイトの閲覧数は延べ3億人を超えた。18日付工商時報などが伝えた。

6日間が対象。網家は先月、今年行う双十一のセール5日間(11月7~11日)の売上高目標を前年比2倍となる60億元に設定していた。閲覧数はモバイル端末経由が全体の6割以上を占めた。

今年は初めて、傘下サイトを集約したプラットフォームを打ち出した。人工知能(AI)やビッグデータを活用して売れ筋商品を予測し、事前に配送準備を整えたり、物流人材や配送車両を増やしたりして販売増に対応した。

第4四半期(10~12月)は双十一のほか、12月12日の「双十二」や年末の需要期が売り上げを押し上げるとみられている。

■異業種提携を積極化

網家の蔡凱文執行長は、グループ資源の融合や異業種との提携による経営多角化を向こう3~5年で進める方針を示した。

異業種提携では、台湾産製品の海外売り込みに向けて動く。同社は近年、米eBay(イーベイ)や楽天など海外同業との提携を進めているが、蔡執行長は「いずれも商品を台湾に取り込む提携モデルで、今後は台湾製の国際市場への売り込みが必要」との考えを示した。

具体的には、台湾産の食材を使った食品を提携先の販路に乗せて海外に販売することを計画しているという。

年内には商品の配送人員を現在の160人から200人の規模へと増やし、注文から6時間以内の配送の実現を目指す。

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