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【香港】徳島の阿波踊り、香港ディズニーで初披露[経済](2019/11/18)

徳島県から約30人の踊り手らが香港ディズニーランドを訪れ、伝統の阿波踊りを披露した=16日(NNA撮影)

徳島県から約30人の踊り手らが香港ディズニーランドを訪れ、伝統の阿波踊りを披露した=16日(NNA撮影)

徳島県阿波踊り協会による選抜メンバーが16日、香港ディズニーランド・リゾートで伝統の阿波踊りを披露した。約30人の踊り手と和楽器演奏者が徳島から来港し、ディズニーファンを含む300人の招待客や来場者の前で踊りながらパレードした。

ランド内のメインストリートを約20分間、踊り歩いた。阿波踊りとディズニーのコラボは東京も含めて今回が世界初。日本の魅力を香港に伝える「日本秋祭in香港―魅力再発見―」の一環として行われた。

開演セレモニーであいさつした徳島県の後藤田博副知事は、香港の航空大手キャセイパシフィック航空傘下のキャセイドラゴン航空(国泰港龍航空)が、12月11日から来年3月28日まで徳島―香港の季節定期便を運航することに触れ、「ここで阿波踊りを見た人が新たな徳島ファンとなって徳島を訪れてほしい」と呼び掛けた。

これまでにも香港で踊りを披露したことがあるという石川翔子さんは「阿波踊りが香港で浸透しているのを感じる」と話し、「デモの激化を懸念したディズニーから園内のホテルを用意され、県のサポートもあったため抗議活動への不安はなかった」と述べた。

県観光政策課の岩野真士海外誘客室長は、今後も香港でのプロモーションを強化し「キャセイドラゴンの通年運航を目指す」と意気込みを語った。

香港ディズニーでは12月15日まで、県産ブランド地鶏の「阿波尾鶏(あわおどり)」やサツマイモの「鳴門金時」を使った特別メニューの提供も行う。

選抜メンバーは17日にも、九龍・尖沙咀の「香港文化中心」で阿波踊りを披露した。

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