【ミャンマー】女性の安全指数、31ランク下落の150位[社会](2019/10/25)

米ジョージタウン大学の女性・平和・安全研究所(GIWPS)が発表した2019年の「女性・平和・安全指数」(WPS指数)で、ミャンマーは167カ国・地域中150位となり、17年の119位から31ランク下落した。ミャンマー・タイムズ(電子版)が22日伝えた。

GIWPSは167カ国・地域を対象として、国際労働機関(ILO)や世界銀行、国連などの国際機関から入手したデータに基づき、女性の安全や社会参加、女性の待遇に関する公正さなどを評価した。

ミャンマーのWPS指数は0.587で、167カ国・地域中150位。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域では最も低かった。1位はノルウェーで指数は0.904。ASEANではシンガポールの23位が最高で、指数は0.843だった。

主な指標のうち、ミャンマーについて最も評価が低かったのは「組織的な暴力」。紛争で死亡した人数は10万人当たり1.6人と、17年の0.98人から大幅に増加した。GIWPSは「西部ラカイン州のイスラム教徒少数民族に対する組織的な迫害や、人権侵害が継続している」と指摘した。

女性の平均教育年数は、17年の7.1年から4.6年、女性の雇用率は17年の78.7%から48.5%と大幅に減少したほか、「夜、近隣を歩くことは安全」と回答した女性も、17年の76%から69%に減少した。

GIWPSは、「ミャンマーの女性にとっての安全性は、わずか2年で著しく低下した」と強調。国軍兵士の民間女性に対する性的暴行を含む、女性への政治的暴力がみられるとも指摘した。

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