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【インドネシア】高速鉄道工事場で火災、国営石油のパイプ[社会](2019/10/23)

インドネシアの西ジャワ州チマヒ市で22日午後1時半ごろ、首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道の工事現場に敷設されていた国営石油プルタミナの燃料パイプから出火、火は4時間後の午後5時半ごろに鎮火した。地元メディアによると、少なくとも工事作業員1人が死亡した。パイプから軽油が漏れ、発火したとみられる。

プルタミナと、高速鉄道の事業主体であるインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)の発表によると、火災が発生したのは、首都ジャカルタからバンドンを結ぶプルバレウニ高速道路の130キロメートル地点の近く。KCICは高速道路に沿って鉄道の架橋工事を行っており、現場を通っていたプルタミナの軽油「プルタミナ・デックス」のパイプに何らかの原因で穴が開き、漏れた油が発火したとみられる。詳しい出火原因は警察や消防などが調べている。

死亡したのはKCICの下請け会社で働いていた外国人労働者。道路公団ジャサ・マルガは、高速道路の利用者から火災による被害を受けたとの報告は受けていないと説明した。

高速道路付近で燃えるプルタミナの燃料パイプ(アンタラ通信)

高速道路付近で燃えるプルタミナの燃料パイプ(アンタラ通信)

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