【マレーシア】超富裕層への課税強化、1億リンギの税収増[経済](2019/10/16)

マレーシアのリム・グアンエン財務相は14日、2020年度国家予算案で超富裕層に対する所得税率を30%に引き上げたことで、税収が1億リンギ(約25億8,700万円)増えるとの見通しを示した。予算案では、課税対象所得が年200万リンギを超える超富裕層の所得税率を現行の28%から引き上げる。エッジなどが15日伝えた。

リム財務相は同日にクアラルンプールで開かれた20年度予算フォーラムの質疑で、「超富裕層への増税は世界銀行の提案を受けたもの」と述べた。同相によると、世銀はマレーシアの所得税における最高税率が周辺国に比べて低いと指摘し、35%への引き上げが妥当との見解を示していた。

リム財務相は「(20年度予算案で示した)30%は超富裕層にとって大きな負担にはならない上、経済成長に貢献できるものだ」と参加者に理解を求めた。「今回の超富裕層への増税は今後の課税強化の布石か」との質問に対し、リム財務相は明言を避けた。

20年度予算案の歳入は2,445億リンギで、うち税収が78%を占める。リム財務相によると、労働人口1,500万人に対して、所得税が課税される個人は16.5%にとどまるという。

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