【インドネシア】貿易エキスポが開幕、20日まで5日間[経済](2019/10/17)
インドネシアで最大規模の輸出入品見本市「第34回トレード・エキスポ・インドネシア(TEI)2019」が16日、バンテン州南タンゲランのブミ・セルポン・ダマイ(BSD)にある国際展示場「インドネシア・コンベンション・エキシビション(ICE)」で開幕した。20日まで5日間開催される。
見本市には、飲食品、地場製品、家具、日用品などの分野から1,497社が出展。15日時点で、マレーシアやサウジアラビア、ナイジェリアなど120カ国・地域から6,025人のバイヤーが来場を申し込んだ。
エンガルティアスト・ルキタ貿易相は「TEIは海外の輸入業者や投資家にインドネシア製品の良さを知ってもらういい機会だ。ネットワークを広げて事業や投資の拡大につなげられる」と話した。
国営アンタラ通信などが16日に伝えたところによると、ルキタ貿易相は3万5,000人以上の来場と、84億9,000万米ドル(約9,221億円)だった昨年の実績よりも15%多い成約額を見込んでいる。
貿易省は、日本を含む25カ国・地域と買い付けプログラム(バイヤーツアー)に関する覚書(MOU)84件を締結する予定。インドネシアの石炭やツバメの巣、紙、コーヒー、プラスチックなどの需要が高まっている。