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【ミャンマー】緬はRCEPに時間必要=アセアン事務局長[経済](2019/10/09)

東南アジア諸国連合(ASEAN)のリム・ジョクホイ事務局長はこのほど、16カ国が交渉中の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について、ミャンマーは加盟を急がず、準備に時間をかけるべきとの考えを明らかにした。ミャンマー・タイムズ(電子版)が8日伝えた。

RCEPの交渉には、ASEANや日本など16カ国が参加している。16カ国は世界の人口の45%、貿易の40%、国内総生産(GDP)の3分の1を占め、RCEPが実現すれば世界最大の広域貿易圏の一つを形成することになる。

リム氏は、RCEPがミャンマーの利益になるとしつつ、「ミャンマーは加盟を急がなくてよい。貿易の機会は非常に多くある」として加盟前の準備に十分な時間をかけるよう促した。

リム氏は6日、訪問先のタイ・バンコクで記者団に、目標としているRCEP交渉の年内妥結について楽観的な見通しを示している。一方で、ミャンマーのタウン・トゥン投資・対外経済関係相は今年はじめ、「RCEPの交渉を前進させるためにはまだやることが多い」との認識を示していた。

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