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【マレーシア】イスカンダルの投資認可、3千億リンギ突破[経済](2019/10/10)

マレーシア・ジョホール州南部のイスカンダル・マレーシア(イスカンダル開発地域=IDR)に対する投資家の注目が続いているようだ。英系不動産サービス大手ナイトフランク・マレーシアによると、イスカンダルへの投資認可額は累計で3,000億リンギ(約7兆6,700億円)を突破した。

ナイトフランクは9日付の声明で、イスカンダル開発公社(IRDA)のデータを引用し、イスカンダルへの投資誘致額が06年から今年6月末までの累計で3,020億9,000万リンギとなったと指摘。25年までの投資認可額は政府目標の3,830億リンギを超えるとの見通しを示した。

今年6月末時点で、投資認可額の57%に相当する1,723億リンギの投資が実行された。実行額の39%は海外直接投資(FDI)で、中国(406億5,000万リンギ)とシンガポール(205億7,000万リンギ)からの投資が目立った。

ナイトフランクは、IRDA、マレーシア・デジタル経済公社(MDEC)、マレーシア投資開発庁(MIDA)が内外からの投資にさまざまな優遇措置を用意しているほか、事業費を低く抑えられることや(シンガポールに近い)戦略的な立地、高技能人材を集めやすいことなどが投資を促していると指摘した。

一方、IDRの居住・商業・産業地区と位置付けられるイスカンダルプテリでは、住宅が売れ残り、販売価格がピーク時に比べ2~3割落ちているという。外国人向けに建設された高層コンドミニアム(分譲マンション)に対するマレーシア人の需要が少ないためだ。9日付マレーシアン・リザーブによると、不動産仲介VPCリアルターズのブルース・リー氏は、平均価格は1平方フィート(約0.093平方メートル)当たり800リンギほどに低下し、売れ残りが多いことから買い手が有利に交渉できる状況にあると説明した。

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