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【インド】初の「ごみカフェ」誕生、環境・貧困対策で[サービス](2019/09/25)

インド中部チャッティスガル州でこのほど、プラスチックごみと交換で食事を提供する「ごみカフェ」が開業した。環境汚染の大きな要因となっているプラスチックごみの廃棄削減と貧困対策を兼ねたもので、国内では初の試みとなる。22日付のファイナンシャル・エクスプレス(電子版)などが伝えた。

ごみカフェはチャッティスガル州アンビカプルの政府が50万ルピー(約76万円)を投じ、市内に開設した。1キログラム以上のプラスチックごみを持ち込んだ人に定食を無料で提供する。持ち込み量が500グラムの場合は、朝食を出す。

同様のごみカフェは米国や欧州、カンボジアなどでも運営されている。アンビカプルのカフェでは集めたプラスチックごみを全て、道路舗装材にリサイクルする点が特徴だ。

インド政府は使い捨てプラスチック製品を2022年までに全廃する目標を掲げており、インド独立の父マハトマ・ガンジーの誕生日である10月2日に一部のプラスチック製品の使用を全土で禁止すると目されている。

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