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【台湾】近鉄G、台中にうなぎの「江戸川」出店[サービス](2019/10/07)

近鉄リテールホールディングス(大阪市天王寺区)は5日、台中市でうなぎ料理店「江戸川」をオープンした。海外2号店で、今年4月にオープンした台北店に次ぐ台湾2号店。

台中市西屯区のショッピングセンター(SC)「老虎城購物中心(タイガーシティー)」3階に設けた。席数は42席。主なメニューは「うな重」(480台湾元=約1,660円)、「うな丼」(250元)、「おひつまぶし」(550元)。うなぎは背開きにし、白焼きしてから蒸す「関東式」。1号店と同様に日本から職人を派遣して、日本店舗と同じ味の再現を目指した。

運営する近鉄餐飲国際(近鉄レストランインターナショナル)によると、オープン当日は約200組が来店。午前11時の開店から午後8時半の閉店までほぼ常に満席の状態で、外には多くの人が列を作った。店頭で配布した割引券や、フェイスブックと連動したキャンペーンも好評だったという。

近鉄餐飲国際は今年2月、台湾でうなぎの養殖や加工卸を手掛ける元屋国際(ゲンヤカンパニー、高雄市)との間で設立。資本金は2,500万台湾元(現在のレートで約8,600万円)で、近鉄リテールが51%、元屋国際が49%を出資した。

向こう5年で計10店を展開し、台湾で最大規模のうなぎ料理店チェーンに成長させたい考え。年内には台湾3号店を高雄市に出店する予定だ。

台中市にオープンしたうなぎ料理店「江戸川」。オープン当日は多くの人が列を作った=5日、台中(近鉄餐飲国際提供)

台中市にオープンしたうなぎ料理店「江戸川」。オープン当日は多くの人が列を作った=5日、台中(近鉄餐飲国際提供)

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