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【韓国】8月の生産者物価、2カ月連続でマイナス[経済](2019/09/25)

韓国銀行(中央銀行)が24日発表した、卸売物価を示す生産者物価指数(PPI、2015年=100)は今年7月に103.73となり前年同月に比べ0.6%下落した。2016年10月以来、2年9カ月ぶりに前年同月を下回った前月に続くマイナスとなった。原油安による影響のほか、猛暑で農林水産品が急上昇した昨年の反動が出た。

分野別でみると、工業製品は全体で102.39と1.6%下落した。そのうち、国際原油価格の下落を受け、石炭および石油製品は9.5%下がった。化学製品もエチレン(30.5%減)を中心に4.4%下がった。コンピューター・電子および光学機器は2.6%下落。半導体メモリーのDRAM(48.1%減)の下落幅が大きかった。一方、飲食料品は0.2%が上がった。

農林水産食品は8.7%下落の115.24。うち農産物が11.7%下落。昨年は猛暑の影響で野菜の価格が高騰したが、今年はダイコン(66.1%下落)やハクサイ(53.8%下落)などの相場が落ち着いた。

サービスは105.55と1.2%上昇。電力とガス、水道、廃棄物は98.41と2.7%上昇した。

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