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【台湾】全聯、千店舗で焼きたてパン販売へ[サービス](2019/09/25)

スーパー台湾最大手「全聯福利中心(PXマート)」を展開する全聯実業は、パンの生産販売事業を拡大する。店頭で焼きたてパンを取り扱う店舗の数を、2020年末までに1,000店近くまで増やす方針で、台湾最大の焼きたてパン販売チェーンを目指す。中央通信社が伝えた。

全聯福利中心は8月末現在で、113店舗で焼きたてパンを販売している。全聯福利中心は今年2月に製パン事業で協業する阪急ベーカリー(大阪市)の親会社に当たるエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと合弁会社を設立。日本から輸入していたパン生地を使って台湾の工場でパンを生産、販売している。

11月には18年に買収した食品メーカー、白木屋食品(ホワイトウッド・ハウスフード)の生産ライン2本の改装が終了する予定。1日当たりで冷凍パン生地25万個の生産が可能になる見通しという。

今年1~7月の焼きたてパンの売上高は8,700万台湾元(約3億円)、総販売数は324万個だった。現在パンの種類は100種類を取りそろえ、中でもサクサクとした食感が特長のメロンパン「丹麦菠蘿」が人気だという。

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