【タイ】ノルウェー水産団体、東南ア拠点をタイへ[農水](2019/09/20)

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ノルウェー水産物審議会(NSC)は東南アジアの地域事務所をシンガポールからタイへ移転した=タイ・バンコク(NSC提供)

ノルウェー水産物審議会(NSC)は東南アジアの地域事務所をシンガポールからタイへ移転した=タイ・バンコク(NSC提供)

ノルウェー水産省傘下で水産業界のマーケティングを手掛けるノルウェー水産物審議会(NSC)は18日、タイの首都バンコクに東南アジアの地域事務所を開設した。タイはノルウェーにとって地域内最大の海産物輸出先で、今後の市場拡大も見込めるとして、シンガポールから移転した。

NSCは、東南アジアの海産物市場でタイを最も重視していると説明。健康志向の高まりを背景に、ノルウェー産サーモンの需要は特に強く、2018年の市場シェアは98%に上ったという。同年は、タイへの生鮮サーモンの輸出量が初めて1万トンを超えた。今年1~9月のサーモンとトラウトの輸出量は1万1,000トンを超える見通し。

NSCは、企業と一般消費者の双方を取り込む方針だ。BtoB(企業間取引)では、すし店「寿司でん」を展開するスシデンや、日本食店「ゼン(ZEN)」などを展開するゼン・コーポレーション・グループなどと提携。サーモンやトラウトについて研修する「サーモン・アカデミー」も開催している。一方、BtoC(企業・消費者間取引)では、ノルウェー産生鮮サーモンの知名度を高める活動を広く行う。

NSCによると、ノルウェーの東南アジア向け水産物輸出は18年に7万トンを突破。このうちタイ向けは前年比10.2%増の2万8,995トン、金額ベースでは2.8%減の11億5,805万クローネ(約139億6,200万円)だった。このうちサーモンの輸出では、ここ数年冷凍品が大きく減少している一方、生鮮が急伸している。

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