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【カンボジア】中国企業、有機肥料工場に1千万ドル投資へ[農水](2019/09/26)

中国のハメイニビン・インベストメントは23日、カンボジア東部トボンクムン州に有機肥料工場を建設する計画を明らかにした。投資額は1,000万米ドル(約10億7,300万円)。クメール・タイムズ(電子版)が25日伝えた。

2020年初頭に着工、同年内の稼働を予定する。ハメイニビンのパン・ドンフェン社長によると、工事は2期に分けて実施し、年産量は1期目で5万トン、2期目で6万トンまで引き上げる。建設用地は15ヘクタール。 

ハメイニビンは、16年からトボンクムン州でタバコ、バナナ、トウモロコシを栽培。タバコの葉は、農家2,500軒から1キログラム当たり1~2.5米ドルで買い上げている。タバコの栽培面積は、現行の200ヘクタールから拡大する方針という。 

タバコの葉の乾燥工場も操業しており、年間2,000~3,000トンを加工。国内外に出荷している。

カンボジアのタバコの主産地は、トボンクムン州と南東部コンポンチャム州。農林水産省によると、18年のタバコ生産量は前年比18%減の7,454トンだった。

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