【韓国】水協銀、ミャンマーで小口金融サービス[金融](2019/09/19)
韓国の水協銀行は17日、ミャンマーの首都ネピドーに、「マイクロファイナンス」と呼ばれる小口の金融サービスを専門に手掛ける現地法人を設立したと発表した。
水協銀行は2016年末に水協(漁協)中央会から分離して発足した。水協時代もあわせて初の海外進出となるミャンマーで、低所得層と零細企業向けに金融サービスを始める。海岸線に囲まれた同国は水産資源が豊富なため。これまでのノウハウを活用し、漁業金融にも乗り出す計画だ。今後は、インドネシアやカンボジアなどへの進出も視野に入れる。
ミャンマーには水協銀行以外にも韓国の金融機関9行が参入し、127の拠点を構えている。ミャンマーは銀行口座の保有率が低いため、市場開拓を狙う韓国金融機関の進出が相次いでいる。