【タイ】8月のCPI0.52%上昇、1月来の低い伸び[経済](2019/09/03)

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タイ商務省は2日、2019年8月の消費者物価指数(CPI、422品目、15年=100、速報値)は102.80となり、前年同月比0.52%上昇したと発表した。果物・野菜や米・粉製品を中心とした食品・飲料部門の価格上昇が全体を押し上げたが、燃料価格の下落が相殺する形で、今年1月(0.27%上昇、修正値)以来の緩やかな上昇率となった。価格の変動幅が大きい生鮮食品とエネルギーを除いた、コアCPIは前年同月比0.49%上昇した。

商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)によると、食品・飲料部門は前年同月比2.63%上昇。前月に2桁上昇した果物・野菜の上昇幅は7.23%だった。米・粉製品は7.06%、肉・魚は3.63%それぞれ上昇した。一方、非食品部門は0.67%の下落で、このうち、運輸・通信は2.22%下落した。

TPSOのピムチャノック事務局長は、「生鮮食品の価格上昇が全体に響いたが、燃料価格の下落が一部を相殺した」と分析。「年内は燃料価格の低迷が続き、指数全体を押し下げることになる」と予測した。

政府の景気刺激策で、一部農作物の価格が保証されるが、ピムチャノック氏は想定以上のCPI上昇にはつながらないとの見方を示した。タイ中央銀行(BOT)が通年目標として掲げる1%の上昇については、年内の上昇幅が0.8~0.9%になり達成は難しいとした。

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