【シンガポール】東急ハンズ、東部で直営5号店をオープン[商業](2019/09/02)
東急ハンズ(東京都新宿区)は8月30日、シンガポール東部で5店目となる直営店をオープンした。既存4店舗の業績が好調であることから、シンガポール事業の拡大を決めた。
直営5号店は、同日ソフトオープンした複合施設「パヤレバ・クオーター(PLQ)」の地下1階に設置した。店舗面積は575平方メートル。従業員数は約15人で営業を開始した。
健康・美容や日用品、文具、かばん、旅行関連など約1万7,000SKU(在庫管理を行う場合の最小単位)の品目を取り扱う。既存店舗と同様に、シンガポール人をターゲット層と捉えているという。
同社の広報担当者はNNAに対し、「今後も最寄り駅周辺の開発が続き、居住・就業人口ともに伸びが期待できることから出店を決めた。国内で良い物件があれば、出店拡大を検討したいと考えている」と述べた。5号店については、2017年頃から構想を立てていたという。
東急ハンズは、14年に西部ジュロンの商業施設ウエストゲートにシンガポール1号店を出店。その後、繁華街オーチャードの商業施設オーチャード・セントラル、中心部の複合施設サンテック・シティー・モール、東部の大型複合施設ジュエル・チャンギ・エアポートに相次いで直営店を開業していた。