【インドネシア】首都移転は渋滞解消にならず、アニス知事[経済](2019/08/29)

インドネシア・ジャカルタ特別州のアニス知事は、首都の移転によってジャカルタの渋滞が解消するとの見通しに疑問を呈した。また、バスキ元知事は首都移転と渋滞解消は関係ないとの認識を示した。テンポ(電子版)が28日に伝えた。

アニス知事はジャカルタ一帯の交通渋滞について「渋滞を引き起こしている原因はほとんどが民間車両だ。首都が移転してもジャカルタは引き続き経済の中心であるため、渋滞の解決策にはならない」と述べた。その上で首都移転後のジャカルタの渋滞解消策は、公共交通網を整備して自家用車から公共交通機関の利用に切り替えを進めると強調した。

バスキ元知事は、東カリマンタン州への首都移転については支持を表明した。その上で「移転は経済の地域格差と人口の一極集中を解消するのが目的で、多くの人が考えているような、ジャカルタの交通渋滞解消のためではない」と指摘。ジャカルタの渋滞は「引き続き中央政府が取り組むべき課題だ」と述べた。

ジョコ・ウィドド大統領は、ジャカルタが中央政府の役割を一部肩代わりし、娯楽の中心、経済ハブとしての機能を果たすなど既に限界を超えているとして、首都移転を決定したといわれている。

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