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【インド】積水化学、4カ所目の射出成型品工場を新設[車両](2019/08/21)

第4新工場で生産を予定する二輪・フロントフェンダーの外装塗装部品(積水化学提供)

第4新工場で生産を予定する二輪・フロントフェンダーの外装塗装部品(積水化学提供)

積水化学工業はこのほど、インドで車両部品成型品の製造・販売を手掛ける合弁会社、セキスイDLJMモールディングの第4工場を西部グジャラート州マンダルに新設すると発表した。新工場の整備にかかる投資額は約9億円で、2020年4月の稼働を予定する。

第4工場は、四輪と二輪車の内外装向け射出成型品を生産する。敷地面積は3万3,820平方メートル、工場の延床面積は1,660平方メートル。新工場の稼働により、インドでの年産能力を約20%増強する。積水化学の広報担当者はNNAに対し、「現在の年産能力は第1~3工場を合わせて9,300トンで、新工場の稼働によりこれを1万1,000トンまで引き上げる」と説明した。

セキスイDLJMモールディングは、第4工場稼働の効果などを含め22年度に売上高90億円を目指す。インド国内に3カ所の生産拠点があり、第1工場は北部ウッタルプラデシュ州ノイダ、第2工場は西部ラジャスタン州タプカラ、第3工場は南部タミルナド州チェンナイにそれぞれ保有する。

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