【マレーシア】独メルセデス、現地工場から比へ輸出開始[車両](2019/08/23)

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ドイツ系高級車大手のメルセデス・ベンツ・マレーシア(MBM)は22日、フィリピンへの輸出を今月から開始すると明らかにした。東南アジアにあるメルセデス・ベンツの組立工場から、他国へ出荷するのは初という。フィリピンに続き、ほかの東南アジア諸国への輸出機会もうかがっている。

MBMが今月からフィリピンへ輸出するC180(MBM提供)

MBMが今月からフィリピンへ輸出するC180(MBM提供)

地元各紙(電子版)によると、MBMはパハン州ペカンの組立工場で開催した累計生産10万台の記念式典で、フィリピン向けに出荷する主力車種「Cクラス」のセダン「C180」(排気量1600cc)の左ハンドル車をお披露目した。

MBMのクラウス・ワイドナー社長兼最高経営責任者(CEO)は、フィリピンに自社工場を構えるよりもマレーシア工場から輸出する方が採算性が高いと説明。各国の規制や貿易制度などを勘案しながら、フィリピン以外の東南アジアへの輸出も検討していることを明らかにした。メルセデスは東南アジアで、インドネシア、タイ、ベトナムにも組立工場を持つものの、マレーシア以外の拠点には自国向けしか生産する能力がないという。フィリピンへ輸出する台数には言及しなかった。

マレーシア自動車協会(MAA)によると、メルセデスの昨年の国内販売台数は1万3,500台。うち7割以上の1万台がペカン工場で組み立てた完全ノックダウン(CKD)車という。

ペカン工場は、2004年の設立から15年間で累計10万台のCKD生産を達成。現在はCクラスのほか、「Eクラス」「Sクラス」「GLC」「GLCクーペ」の5モデルを生産している。ワイドナー氏によれば、MBMは同工場にこれまで3億リンギ(約76億円)を投資した。

MBMは、独ダイムラーと地場自動車販売サイクル・アンド・キャリッジ・ビンタン(CCB)の合弁会社として、03年1月に設立された。

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