【インド】起亜自がインド参入、SUVセルトスを発売[車両](2019/08/26)
韓国の起亜自動車は22日、中型スポーツタイプ多目的車(SUV)「セルトス」を発売し、インド市場に参入した。価格は96万9,000ルピー(約144万円)からとなる。
現地法人キア・モーターズ・インディアのコクヒョン・シム社長兼最高経営責任者(CEO)は「インドに初めて投入する製品として、エンジンなどに最新鋭の技術を搭載した。セルトスがインドの中型SUV市場を再定義するモデルになると確信している」とコメントした。
セルトスは発売前に3万2,000件余りの予約が入っており、22日に納車を開始した。起亜自が南部アンドラプラデシュ州アナンタプールに設けた年産30万台の工場で生産している。
■ディーゼルもBS6対応
セルトスには排気量1.5リットル、1.4リットルのガソリンエンジン車と、排気量1.5リットルのディーゼルエンジン車を用意した。ガソリン・ディーゼル車ともに来年4月に導入される新たな排ガス基準「バーラト・ステージ(BS)6」に対応。価格は1.5リットルのガソリン車が96万9,000~137万9,000ルピー、1.4リットルが134万9,000~159万9,000ルピー。ディーゼル車は99万9,000~159万9,000ルピー。
エアバッグは運転席と助手席に装備。インフォテインメント面では米ボーズのスピーカーシステムを搭載した。