【カンボジア】亀田製菓、米菓工場がフル稼働の体制に[食品](2019/08/16)

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亀田製菓がカンボジアで合弁会社を通じて運営する米菓工場が、今夏にフル稼働体制に入った。年産能力は数千トンで、オーストラリアとニュージーランドに全量輸出している。世界的に米菓の需要が拡大する中、将来は生産能力を引き上げ、米国など他の市場への輸出も進める方針だ。

亀田製菓は地場の同業大手リリー・フード・インダストリーと合弁で、首都プノンペン郊外に工場を新設し、今年1月に稼働した。合弁会社のリリー・カメダの堀部宏幸最高経営責任者(CEO)によると、工場の敷地面積は1万2,000平方メートルで、従業員は約250人。工場では米ペプシコのグループ会社向けに、7種類の米菓をOEM(相手先ブランドによる生産)している。

世界的に健康志向が広がる中、低アレルギー・低脂肪の米菓の需要が高まっており、将来はカンボジアから米国やカナダ、中国にも輸出する方針。現在は工場の約半分のスペースを原材料や完成品の倉庫として使用しており、この部分に生産ラインを拡張する計画もあるという。

亀田製菓の海外での製造・販売拠点としては、タイ、ベトナム、インド、中国、米国に続き6カ国目。米菓の主原料であるコメが豊富に収穫できるカンボジアにも拠点を置くことで、競争力を向上させる。同社は海外売上高比率を、2017年度の25.3%から23年度には31.4%に引き上げる目標を掲げている。

リリー・カメダは18年設立。資本金は1,615万米ドル(約17億円)で、亀田製菓が51%、リリー・フードの代表者であるケオ・モム氏が39.71%、リリー・フードが9.29%を出資している。

1月に稼働したリリー・カメダの工場の様子=5月、プノンペン郊外(NNA撮影)

1月に稼働したリリー・カメダの工場の様子=5月、プノンペン郊外(NNA撮影)

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