【ベトナム】カワタ、ハノイに販売子会社[製造](2019/08/01)
プラスチック成形・合理化周辺機器大手のカワタ(大阪市西区)は7月31日、ベトナム・ハノイに販売子会社を設立すると発表した。2020年1月から営業開始の予定だ。
カワタはこれまでベトナムには、同社のタイ現地法人カワタ(タイランド)の駐在員事務所をハノイとホーチミン市に置いていた。ベトナムは堅調な経済成長が続いており、今後も自動車・OA機器・精密機械・家電などの業種を中心に、同社製品の需要拡大が見込めると判断。販売とアフターサービスの拡充を図るため、駐在員事務所を発展解消する形での子会社設立を決めた。
会社名はカワタ(ベトナム)で、資本金は80万米ドル(約8,600万円)。カワタが51%、カワタのタイ販売会社カワタ(タイランド)が49%を出資する。スタッフ数は日本人2人を含む10人程度となる見込み。販売製品は、カワタが中国、タイ、インドネシア、日本の4カ国に持つ製造拠点からの輸入となる。
同社の担当者によれば、カワタ(ベトナム)の国内拠点はホーチミン市にも設置する計画だ。製造拠点の設置計画は今のところないという。