【カンボジア】高金利不動産ローンの拡大、中銀が懸念[金融](2019/08/01)

カンボジア中央銀行は、不動産業者が提供する高金利の住宅ローンの拡大に懸念を示した。クメール・タイムズ(電子版)が7月31日伝えた。

中銀のチア・セレイ事務局長は「不動産業者が提供するローン商品は、銀行に比べて高金利であることが多い」と指摘。不動産購入者に対し、住宅ローンの契約前に返済条件をよく確認するよう、注意を呼び掛けた。

カンボジアでは、不動産業者が提供する住宅ローンへの需要が過去数年間で急拡大している。これらのローン商品は頭金が不要で、返済期間が30年の長期ローンであることが多い。ただし、18%程度の高金利が課されるため、実際の返済総額は不動産価格の2~3倍になることがある。

一方、銀行の住宅ローンでは物件価格の3割以上が頭金として求められるほか、与信など一連の審査を伴うが、金利は7~12%に抑えられる。

カンボジア信用機構(CBC)によると、国内の金融機関による3月末時点の住宅ローン融資残高は32億米ドル(約3,474億円)。前年同期から34%増加した。

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