【香港】HSBC、幹部など最大5千人削減へ[金融](2019/08/07)

英系金融世界大手HSBCホールディングスは、世界で最大2%の人員削減を検討している。米中貿易摩擦などで世界経済の減速懸念が高まり、収益環境が厳しくなっているためで、上級管理職を中心に5,000人弱が対象になる見通しだ。6日付信報などが伝えた。

HSBCはこれにより年6億5,000万~7億米ドル(約690億~740億円)の人件費削減を見込んでいる。マーク・タッカー会長が5日認めた。

HSBCには約23万7,600人が在籍しており、2%は約4,800人に相当する。タッカー氏は、香港の従業員を削減することがあるかとの問いに、「好ましい結果を残している地域には投資を拡大し、増員も行う。香港市場の成長は見事なものだ」と述べるにとどめ、明言しなかった。ジョン・フリント前最高経営責任者(CEO)が同日付で辞任に至った経緯と今回の人員削減計画の関連性については否定した。

イーウェン・スティーブンソン最高財務責任者(CFO)は、人件費削減の理由について「下半期(7~12月)はリスクや試練が増し、売上高の伸び悩みが予想される」と説明。2020年までに有形自己資本利益率を11%超へと伸ばす目標の達成に向けても、経費の抑制が不可欠と判断したという。

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