【香港】基本インフレ率、豚肉高騰で上昇の恐れ[経済](2019/07/24)

香港の経済学者、関シャク照(アンディー・クワン、シャク=火へんに卓)氏はこのほど、豚肉価格の高止まりが今後数カ月続いた場合、中低所得者支援策の影響を排除した消費者物価指数(CPI)の上昇率(基本インフレ率)が3.3~3.6%に上昇する恐れがあるとの認識を示した。23日付香港経済日報が伝えた。

香港政府統計処によると、6月の総合CPIは前年同月比で3.3%上昇。このうち基本インフレ率の上昇率は、前月から0.4ポイント拡大し3.2%となった。2014年12月以来の高さだった。

物価上昇の背景には、中国本土で猛威を振るうアフリカ豚コレラの影響を受けた豚肉の供給不安がある。関氏は「豚肉価格が高騰した結果、その他肉類に需要が流れ、肉類全体の価格を押し上げた」と分析した。

政府食物環境衛生署によると、22日に本土から供給された生きた豚は1,922頭だった。昨年7月の1日平均数(4,368頭)に比べ約56%少ない。同日の平均取引価格は3,754HKドル(約5万2,000円)で、昨年7月の平均価格(1,162HKドル)の約3倍だった。

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