【台湾】オープンバンキング、7月末にも開放[金融](2019/07/23)

台湾金融監督管理委員会(金管会)は、銀行などの金融機関が自社顧客のデータへの接続方式を信頼できる第三者に開放する「オープンバンキング」について、実施予定の各銀行による開放第1段階の検証試験が最終段階に入ったと明らかにした。システムの安定性が確認され次第、早ければ7月末にも開放する方針だ。銀行の顧客データが安全に開放されることで、金融と非金融の各分野で新たなサービスの開発が期待されている。22日付工商時報が伝えた。

オープンバンキングに参加するのは、◇台湾銀行◇合作金庫商業銀行◇凱基商業銀行(KGI銀行)◇彰化銀行◇台新商業銀行◇中国信託商業銀行(中信銀)◇第一銀行◇国泰世華商業銀行◇華南商業銀行◇土地銀行◇兆豊国際商業銀行(メガ・バンク)◇全国農業金庫◇板信商業銀行――の13行。

金管会は、オープンバンキングを3段階に分けて実施する方針。第1段階として、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使い、銀行の商品情報を第三者企業などに公開する。第三者側は、APIを実装することで、住宅ローン金利やクレジットカード金利など銀行内部の情報を得ることが可能となる。

API運用状況の安定度を見ながら、金管会は、第2段階として銀行の顧客情報の開放を予定する。顧客の同意が前提。例えば3銀行にまたがり預金や住宅ローンの借り入れ、ファンド投資といった取引がある顧客の情報を第三者が統合して提供する。

第3段階は取引情報が対象。第三者側のアプリを通じて、口座からの引き落としや口座間の資金移動が可能になるという。

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