【香港】スイス時計の香港輸出額、6月は27%減[商業](2019/07/23)

スイス時計協会によると、スイス時計の2019年6月の香港向け輸出額は前年同月比26.8%減の1億9,840万スイスフラン(約217億6,000万円)に落ち込んだ。国・地域別のシェアは全体の11.4%で、米国に次ぐ2位。

同協会は「ここ最近の香港における出来事が明らかに影響を及ぼした」と分析した。香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動のことを指すとみられる。

6月の不振を受け、19年上半期(1~6月)の香港向け輸出額は前年同期比6.6%減の14億4,870万スイスフランとなった。ただ、国・地域別のシェアは全体の13.6%で、上半期としては世界1位だった。

上半期の全体の輸出額は1.4%増の106億6,620万スイスフラン。上位5カ国・地域でマイナス成長は香港だけだった。6月単月では、全体の輸出額は前年同月比10.7%減の17億3,760万スイスフランに落ち込んだ。上位5カ国・地域でマイナスは香港のみ。

■デモが売り上げに影響

高級ブランドを展開するスイスのリシュモンは、今年4~6月の時計販売売上高が前期(1~3月)から2%減となり、従来予想の3%増を大きく下回った。

信報によると、同社は、香港ドル高のほか逃亡犯条例改正案を巡る抗議活動の影響で、ぜいたく品の重要市場である香港地区の売り上げが落ち込んだと説明している。

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