【インドネシア】ビザがゴジェックに出資、域内事業で提携[金融](2019/07/18)
米カード大手VISA(ビザ)は17日、インドネシアの配車アプリ大手ゴジェックに出資したと発表した。東南アジアのデジタル決済事業で提携する。投資額や出資時期は公表していない。今後、具体的な提携内容を協議する。
電子決済サービス「ゴーペイ」を運営するゴジェックとVISAは、銀行口座を持たない人や金融サービスを受けられない人、デジタル世代の若年層などを対象にした「革新的な決済ソリューション開発」に向けて協力していく。ビザのリージョナルプレジデント(アジア太平洋地域担当)を務めるクリス・クラーク氏は「ゴジェックとビザのネットワークを活用して東南アジアの金融アクセスの拡大を目指す」と説明した。
ビザは、ゴジェックが進めている投資ラウンド「シリーズF」の一環として出資した。