【マレーシア】ジョージケント、米機械大手と部品生産契約[製造](2019/07/17)
英系エンジニアリング大手ジョージ・ケント(マレーシア)は15日、シンガポール子会社のジョージ・ケント・インターナショナルを通じ、産業機械大手の米ハネウェルとの間で高精度水道メーター部品の製造技術について長期ライセンス契約を締結したと発表した。
ジョージ・ケントがマレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)に開示した声明によると、契約では現在輸入しているハネウェルの水道メーター部品を、ジョージ・ケント・グループが製造し、製品として組み立てる。完成したメーターは、「GKM」の商標の下、ジョージ・ケントのブランドとしてアジア地域の新規参入15市場を含む26市場で独占販売する。製品はハネウェル傘下のエルスター・グループを通じて、その他の世界市場でも販売する。
ジョージ・ケント・グループのタン・ケイホック会長は「新しい契約により、水道メーターの完成品製造が可能になる。高い需要を満たしつつ製造コストを削減するため、自社部品のサプライチェーン(供給網)管理が容易になる」とコメントした。