【フィリピン】クラーク空港、1~6月の旅客数が過去最多[運輸](2019/07/02)
フィリピンのクラーク国際空港公社(CIAC)によると、同社が運営するクラーク国際空港(中ルソン地方パンパンガ州)の2019年1~6月の旅客数が、過去最多の210万人となった。前年同期に比べて63%増加した。1日付ビジネスワールドなどが伝えた。
旅客数の内訳は、国際線が91万3,724人、国内線が119万502人だった。単月で見ると、5月の旅客数が最も多く39万5,847人。月平均では34万5,000人が同空港を利用した。
旅客数の増加について、CIACのハイメ・メロ社長は「ドゥテルテ大統領と政府によるクラーク国際空港の利用促進が寄与した」と指摘した。政府はマニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の混雑緩和に向け、クラーク国際空港の利用を促進させたい方針だ。
クラーク国際空港の現在の旅客処理能力は年420万人。同空港では新ターミナル(年間旅客処理能力800万人)の建設が進んでいる。