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【カンボジア】タイエアアジア、シアヌークビル線就航[運輸](2019/07/04)

タイ・マレーシア合弁の格安航空会社(LCC)のタイ・エアアジアは1日、タイの首都バンコク―カンボジア南部シアヌークビル線を就航した。シアヌークビルはビーチリゾートとして人気が高まっており、新規路線の就航に伴い旅行者の増加が期待される。クメール・タイムズ(電子版)が3日伝えた。

月、水、金、日曜日の週4便を運航する。機材は欧エアバスのA320を使用。座席数は180席。

シアヌークビル州観光局のテン・ソチット・クリスナ局長によると、上半期(1~6月)にシアヌークビル州を訪れた旅行者は130万人。同局長は「観光地として人気が高いタイから直行便が就航することで、シアヌークビルへの旅行者も増える」と期待を示した。シアヌークビル国際空港には現在、地場4社と、中国、ベトナム、マレーシア、タイの航空会社の計15社が運航している。

シアヌークビルは2022年の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の開催予定地で、同空港では同会議を前に拡張工事が行われている。空港運営会社カンボジア・エアポーツは、滑走路の拡張や新ターミナルの建設に着手。滑走路は2,500メートルから3,300メートルに拡張される予定で、20年の半ばに完工する見通し。

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