【シンガポール】国際決済銀行、フィンテックの拠点開設へ[金融](2019/07/02)
国際決済銀行(BIS)は、シンガポールにイノベーション(技術革新)の拠点となる「イノベーション・ハブ・センター」を開設する。各国中央銀行によるフィンテック(ITを活用した金融サービス)関連の協力を推進するのが狙いだ。
BISは各国の中央銀行を束ねる機関。中央銀行相互の決済を行っているほか、金融システムの安定を目的として中央銀行間の協力促進の場を提供している。フィンテック推進に向けた第1弾としてシンガポール、香港、スイス・バーゼルの3カ所に拠点を設立。第2弾として南北アメリカ大陸、欧州に開設する計画だ。
シンガポール金融管理庁(MAS、中央銀行に相当)はこのほど発表した声明で、今回の拠点開設について「シンガポールが世界有数の国際的なフィンテックの拠点となっていることが反映された」として歓迎の意を表している。
 
 株式会社NNA提供
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