【中国】上海高島屋が8月25日閉店、中国撤退へ[商業](2019/06/26)

高島屋は25日、連結子会社の上海高島屋百貨を清算すると発表した。これに伴い、上海市で運営する「上海高島屋」は8月25日付で閉店し、中国市場から撤退する。電子商取引(EC)サイトとの競争が激しくなる中、家賃の減額交渉が不成立となったことに加え、米中貿易摩擦の長期化を受けて個人消費が落ち込んでいることで採算改善が見込めないと判断した。

同日開催した取締役会で清算を決議した。今後、従業員239人の解雇手続きなどを進め、2021年までに上海高島屋百貨の清算を完了する見込み。子会社の清算に伴い、20億~30億円の損失が発生する可能性があるという。

上海高島屋は12年に長寧区の虹橋路で開業。売り場面積は約4万平方メートルと旗艦店並みの広さを誇り、近隣の富裕層を中心に顧客を増やしていった。ただ、近隣地域のショッピングセンター(SC)や百貨店との競争、ECサイトの台頭により苦戦を強いられ、米中貿易摩擦が勃発した約1年前から売り上げが減速し始めた。19年2月期の営業収益は4億2,810万元と前年同期比1.6%増加。当期純利益は9,100万元の赤字だった。

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