【中国】エプソン、南京ベンチャーと資本業務提携[製造](2019/06/18)
セイコーエプソンは17日、フォトプリントサービスなどを手掛けるベンチャー企業、南京功夫豆信息科技(江蘇省南京市)に出資すると発表した。会員制交流サイト(SNS)を活用した新たなビジネスでも提携する。
中国の地域統括会社、愛普生(中国)を通じて出資する。出資額や出資比率は非公開。エプソンの大容量インクタンクプリンターを使用した新たなビジネスに関する計画を進めているという。
エプソンは第2期中期経営計画の基本方針の一つとして、「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」を掲げており、今回の資本業務提携もその一環となる。
南京功夫豆は2016年の設立で、同年7月にキオスク端末によるフォトプリントサービスを開始。SNS「微信(ウィーチャット)」をフォローすれば広告付き写真が無料で印刷可能なサービスで、微信のフォロワー数が6,000万人を超えるなど急成長している。